□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
「珈琲道楽・永田珈琲倶楽部」メールマガジン No.3号
2001-1-1号
毎月発行  
このメールは「永田珈琲倶楽部」よりお送りしています。
http://user3.allnet.ne.jp/cafeman/index.html
永田珈琲倶楽部のホームページに御来店くださいました方、又お便りを頂きました方へ、「珈琲の香店」と同時発信しています。配信停止の時は申しわけありませんがそのまま返信して下さいますようお願い致します。次回よりお止め致します。
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★☆★ 新年・むつきの目次 ★☆★
1・2001年・1月(睦月)のかおりの豆
  『ECO・OK珈琲・ガテマラ』
2・今月のひとこと・珈琲の世界における永田珈琲倶楽部
3・ダイナースカード採用致します。
4・詩人・稲川方人さんのご紹介で永田珈琲店が紹介さる
5・「珈琲相場からの産地状況の今」2001年1月
6・永田珈琲店より睦月のたより
7・珈琲の香店より
8・♪第74回こもれびコンサート高梨道生・ジャズの夕べ♯

☆★☆★
『メールマガジン・珈琲道楽』第三回目の配信です。
 
<☆永田珈琲倶楽部のトップページアクセスカウンターで500ヒット数毎に今月の香りをプレゼントしています。開設以来これまで200人余の(最初は100アクセス毎でした)多くの皆様へ香りをプレゼントさせて頂いています。ときたまお寄り下さいませ。>

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

'*〜, '*〜, '* 珈琲道楽 '*〜, '*〜, '*
2001January 's Aroma 香り鼻福で発信です。
http://user3.allnet.ne.jp/cafeman/kaori/00/kata0101.html

* 〜,'* 2001年 / むつき / 第3号 * 〜,'*
東京・小平発 永田珈琲倶楽部の「かほり電車」は、ゆったりとした『時空』
を皆様のもとへお届けします。
         ,'*, '*〜, '*〜, '*〜, '*〜, '*〜, '*

 ●2000年1月元旦、新年おめでとうございます。
皆様21世紀いかがお迎えになりましたか。
私は、例年通り、街の稲荷神社で年越しをしました。
神火のかがり火をみんなで囲みながら、しばし過ごします。
0時丁度には神主さんに祝詞をあげて頂き、今年一年の無病息災、家内安全、交通安全、商売繁盛^_^。を祈願して頂きました。皆様におかれましてもどうぞ一年良い年でありますように祈念致します。
さらに昨年にも増して『かおりアップ』を目指しまして今年も頑張ります。
どうぞよろしく御願いいたします。
 昨年は日本におきましては、『IT革命』という言葉の種蒔きの一年でありました。今年はその芽を出させる年になると思っています。
そういう中での珈琲の世界も、これまでの情報伝達手段とは全く違った中で急激に様々な展開を始めた一年だったと思います。今年はさらに全世界からのネットワークのもと知恵、知恵、知恵の競い合いの集まりで、或いは人の手に負えない様相を呈することになってしまうかも知れません。国策としての「IT講習推進特別交付金」による、地域住民に対するIT基礎技術講習の実施(500万人程度)では何と57,146百万円もの予算で実施されることになり、すそ野の広がりが一気に進むことになります。ここ小平市でも相当の予算、人員、施設等々IT(情報技術)に於きましてはこれまでにない大波が来るものと考えています。

****************************
一月・睦月(むつき) ことのは
厳寒、極寒、酷寒、甚寒、大寒、小寒、初春、新春、降雪の候、寒気厳しき折柄、例年にない寒さ、いよいよ寒気がつのり、星も凍る様な寒い夜、霜柱をふんで、雪の晴れ間、ビルの谷間を吹きぬける木枯らしの音………

****************************
◆◇◆今月・一月・睦月のかおりの豆◆◇◆
《永田珈琲倶楽部では毎月様々な珈琲豆をWEB開設以来毎月「今月の香り」として提供しています。》
今月のかおりは『ECO-OK珈琲・ガテマラ』です。
ECO-OKは北米のNGO「熱帯雨林同盟(Rainforest Alliance)」が発行する認定マークです。農業が環境と人にやさしく、同時に農産物の品質管理のために様々な栽培条件が設定されています。つまり、この認定マークのある珈琲は環境にローインパクトであり、高品質な豆であることを意味します。
☆主要規定☆
農園の植生の多様性を守る。(シェードツリー農法)
農薬化学肥料は必要最低限しか使用しない。
生産者の健康と人権を守る。
環境に悪影響を与える廃棄物の削減。
渡り鳥などの野生動物の積極的な保護。
等があります。
ECO珈琲は安全性、健康、優れた風味。これに加えて環境保護に消費者が参加できることが特徴です。21世紀最初の珈琲。このスタートにふさわしく思います。幾度か今月の香りでガテマラを御紹介していますが、高品質な豆で知られている国です。農園は標高1200m〜1500mにあり、水洗式を採用しています。設備・管理の整ったサンタ・イサベル農園で育てられた逸品。やわらかな味わい、良質な香りが楽しめることでしょう。いかがでしょうか。。。

***************☆今月のひとこと************
◆◇◆珈琲の世界・ネット上と現場における永田珈琲倶楽部◆◇◆
 さて珈琲の世界における私の役割ですが、新年にあたり改めて永田珈琲倶楽部の珈琲史より大切な部分はどの辺だったのか、これからどうしたら良い方向へ行けるのかを振り返りかえってみたいと思います。
 まず⇒1966年・軽食喫茶オープン⇒・パーラー喫茶オープン⇒・100種類の珈琲専門店オープン⇒・有限会社「ナガタ」法人化 ⇒・パブスナックオープン ⇒・珈琲専門店・「永田珈琲」・高付加価値珈琲店オープン⇒・スペース「こもれび」オープン⇒・1989年パソコン通信PC−VAN加入⇒・この頃から雑誌・新聞等に掲載されはじめ、コーヒー教室の講師も依頼増える⇒・1990年3月直火式自家焙煎珈琲工房に3キロ釜設置。この世界にたどり着くまでに実に多くの時間、エネルギー、思考を費やしてきた。実現できたおかげで、これからの展開が360度の広さで見えてきた。珈琲豆に対してのより絞り込み、集中化。単品勝負の世界へ。自分がやるべき事、進むべき方向性がだんだん分かりかけてくる ⇒・1992年勇躍珈琲豆生産地視察にガテマラへ!!この経験はこの後心の財産になっていく ⇒・1993年直火式自家焙煎珈琲工房・10KG釜を完全オーダーで新設置。珈琲の香出店の為の増設。懐ますます広がる⇒・珈琲専門店 「珈琲の香」店オープン⇒・1994年パソコン通信Nifty−Serve入会 ⇒・1994年・珈琲工房・豆小売り(含む宅配)展開開始!!! 珈琲が普及する為の大きな流れが見えてきた⇒・1994年 月刊誌[喫茶店経営]が突如廃刊に。喫茶業の将来が占われた出来事として受け止める⇒・1995年5月通信パソコン&インターネット上で珈琲の世界をより広く発信できないか可能性を求めて試行錯誤開始(このとき商売は考えていなかった)⇒・1995年8月プロバイダー・BEKKOAME入会(この時は殆どプロバイダーはなかった)⇒・1995年10月30日ホームページ完成!約半年の試行錯誤の末である。これに至る考え方含めて副産物凄い⇒・1995年11月3日ようやくネット上に永田珈琲倶楽部開設。珈琲の世界からは日本で最初に発信実現。あくまでも机上のもではなく焙煎現場サイドから新鮮な珈琲を(こだわりの世界をその時点で最大に織りなし)提供しながら展開したい。珈琲豆全国販売開始。これ以降様々な雑誌・新聞等に続々掲載される。⇒・[丸井国分寺店・食遊館]に珈琲豆小売りで催事出店 ⇒・1997年 [倶楽部内ミニインフラ整備充実へ・ファイルの共有化なる!]⇒・1998年 *伊勢丹デパート『多摩の味・味探訪記』の催事に出店⇒・1998年 永田珈琲倶楽部グループ各店の店長クラス間を、インターネットを使ってのインフラ整備完了⇒・2000年『コーヒー&紅茶』にカラーページで掲載され『 ここが違う!プロの焙煎技術として』「永田政弘」の活字が表紙に初めて個人名で掲載されました。これはこれまでのいろいろな掲載の中でも一番嬉しい出来事です。これまで私独自で創ってきましたデジタルを活用しての膨大なデータベース活用によって、出来上がった「地に着いた焙煎方法」が味として認められた事になると思うからです。これがまさに私にとりましての一足お先のIT(情報技術)革命となりました。
 こうやって、整理しながら紐解いてきますと、大きなターニングポイントが幾つか浮き上がってきました。それは@まだコーヒー単品で商売が難しかった時に絞ったこと。A早いうちからパソコン通信に加入し試行錯誤していたこと。B直火式自家焙煎珈琲豆を実現化したこと。C生産地視察にガテマラへ視察に行ったこと。Dホームページを開設し全国に向けて永田珈琲倶楽部オリジナルコーヒーを提供できるようになったこと。これによりまして、メールを介在し直接お客様とやりとりしながらこれまで考えられなかった世界から繋がりが出来たと言うことです。
 インターネット上も勿論大切ですが、現場の本物があってこその珈琲の世界だと私は常々考えてますので、これからもこの線上、乃ち「インターネットヴァーチャル」と「現場」との両界で、「本物の珈琲とは?」の課題を常に課して積み重ねていきたいと思います。現場では篆刻、書道、生花、陶器、絵画、音楽等々様々なアナログの中での珈琲の提供を行っていますが、ネット上でも、その癒しの雰囲気だけはこれからも伝えていきたいと思います。
****************************
◆◇◆永田珈琲倶楽部がダイナースカード採用致します!!◆◇◆
この度いよいよ永田珈琲倶楽部もカード決済を採用することになりました。
これまで=郵便振替・アコシス ・Smash・iREGi・セブン・イレブン=を使って決済を行っていますが、(「iREGi」は昨年で止め)新たに今回『ダイナースカード』が加わるものです。web上の決済は様々なのカード決済の方向へ向かっていますが、永田珈琲倶楽部にとりましての第一段目です。
これは、その場で決済が完了することによって、お客様の手続きが一回で終わってしまうことにより、後の面倒さがないという大きなメリットがあります。しかしその反面、IDナンバーの記載のセキュリティの問題が、残っています。永田珈琲倶楽部では当分はIDナンバーを教えて頂く時は『FAX』を利用してやっていきます。どうぞ御利用下さいませ。
****************************
◆◇◆詩人・稲川方人さんのご紹介で永田珈琲店が撮影されます。◆◇◆
今回、稲川方人(いながわまさと)さんが書かれるエッセイに店内を載せたいとの連絡がありまして今月そうそうに撮影に来るそうです。ここでご存じの方もいらっしゃると思いますが簡単に稲川方人さんをご紹介します。
☆1949年福島県棚倉町生まれ。
 1976年に第1詩集『償われた者の伝記のために』。1979年『新鋭詩
人シリーズ7・稲川方人詩集』。1985年、第2詩集『封印』。現代詩手帖に連載していた詩を再構成した詩集。真っ黒な装丁の本。彼の詩集の中でも特に難解と言われる詩集。第3詩集『われらを生かしめる者はどこか』。1991年、第4詩集『2000年光年のコノテーション』。書き下ろしシリーズの一冊。1997年、詩集『君の時代の貴重な作家が死んだ朝に君が書いた幼い詩の復習』。等々を出版されています。
****************************
◆◇◆「珈琲相場からの産地状況の今」2001年1月◆◇◆
<数社の参考文>予想を含めデータベースにします。
今月も先月に引き続き気候による言葉が見られず、相場低迷よりの数字をということになります。
@大手コ−ヒ−卸商の試算によると、2001―02年度の世界のコーヒー総生産量は、2年連続で総消費量を上回る公算が強い。一度植樹すると10年以上も収穫が可能というコーヒー樹の性質上、産地の天候異変による不作を除き、今のところ需給が引き締まる材料はなく、下げ止まるという根拠は値ごろ感ぐらいなだけに、底入れのめどは立ちづらい。

Aメキシコでは相場低迷から25〜30%のコーヒー豆が放置されたまま収穫されず、00/01年度の収穫量は350万袋にとどまるとの見通しが示されている。実際に収穫が放棄された場合は相場へのインパクトは大きなものとなるが、現状では噂の域を出ていないとの声もある。

B注目されたブラジル政府による生産高見通しであるが、2000‐01年度の生産高は大方の予想通り3000万袋を越え、3110万袋(1袋=60kg)に上方修正された。ただ、2001‐02年度の生産高見通しは2000‐01年度より14%下回る2670万袋と発表された。降霜と日照が原因。南部のパラナ州で前年度比80%の大幅減となる他、主要産地で軒並み減産の予想となっている。発表はNYの引け後であったため、市場の反応はまだ分からないが、生産国からのニュースにあまり反応しない地合いが続いている。

****************************
*▼▼▼永田珈琲店より平成辛巳正月之記▼▼▼*  
皆皆様には新年あけましておめでたう存じます
新世紀の初春とはまことに祝著の至
門を潔め松を注連縄を配し 花を飾り
閑かのお正月をお迎へなさつたことと遙察致します
わたくしもさやうに、と申したい所ですが・・・
「貫く棒のごとき」稼業ゆゑなかなかさうにもまゐりませぬ
舊臘、南青山の或る花肆をひやかしてをりますと
罕にも佛手柑がございました
それは立派な、ほとけさまの手
需めて歸るも、まあ、貧士の寒齋、床間などは望めず
文机に折敷、佛手柑をばうやうやしく・・・
椿の莟を奉書に巻いて、この珍らかの果實から咲くやうにたてる
あらたまの年は清淨の手より花の咲かんがごとく、てふ見立て
わがお正月のこころ、ねがひです
みなさまの新年の「景」やいかに
まづは元旦
良い春をば祈念祈念
平成辛巳正月旦 
永田珈琲 寺崎郷謹白<ncafe@din.or.jp>

****************************
珈琲の香店より
店長 永田景子<sanmoku@din.or.jp>
****************************
先月のこもれび「金子晴美こんさーと」はとても素晴らしいひとときでした。!!
♯♭♪▲▲▲第74回こもれびこんさーと▲▲▲♪♭♯
     ♯♪高梨道生コンサート♭♯
     2000年1 月27 日 土曜日
     午後6 時00分〜
  東京都小平市美園町1-6-1 こもれび店
     042−345−9733
     
    出 演:高梨道生 
    田山勝美(ピアノ) & いなばたかこ(ヴォーカル) 
    & 藤井(ドラム)
途中で珈琲またはワインを一杯。&煎りたて新鮮豆jazzの香りをお土産に。
****************************
 ==== 2001年1月1日  第3号 END  ===
web shop since 1995.11. 永田珈琲倶楽部 メルマガ通算58号 
==============================================
    ♪♪*************♭♭
最後までお読みいただきまして有り難うございました。
ご意見ご要望はこちらまで nagata@mil.allnet.ne.jp
編集部 東京都小平市美園町2-2-31
電話 042-344-7663 ファックス 042-343-8601
           珈琲道楽  店主 永田政弘
=========================================
★ 注文直通⇒(http://cgi.din.or.jp/~sanmoku/cgi-bin/cform.cgi)
----------------------------------------------------------------------
★ 発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )です。
----------------------------------------------------------------------
★ 登録/解除: (http://user3.allnet.ne.jp/cafeman/index.html )
----------------------------------------------------------------------