◆◇◆・やよいのかおりの豆◆◇◆ 《永田珈琲倶楽部WEB店・珈琲の香店では毎月様々な珍しい珈琲豆を毎月「今月の香り」として提供しています。》 今月は [ブラジル ブルボン スペシャルティコーヒー」 を紹介します。] 最良で宝石のようなブラジルコーヒーを見つける事は、簡単な事ではありません。ITC(国連)グルメ・コーヒープロジェクト(高品質コーヒーの生産方法を開発し、発展途上国の経済的自立を促進するプロジェクト)では、ブラジル古来の伝統的製法で精製処理されたコーヒーに焦点を当て、しかも良質なコーヒーを常時容易に手に入れる事が出来るように、或いは生産者と消費者の双方のニーズを満たす為に、充分な量と安定した供給を維持できる調和のとれた市場を構築させ、世界のスペシャルティコーヒー市場に適合する商品を発掘、開発し紹介する事を使命と考えております。 この度、その趣旨にふさわしいコーヒーとして、単一農園で生産されたブルボン種(在来種)を紹介いたします。このブルボンコーヒーはブラジルサンパウロ州北東部、ミナスゼライス州との州境にあるモジアナ地区にある「カチョエイラ農園(Cachoeira)」にて作られました。この農園は常に良質のコーヒーを生産される事で有名な農園です。標高は1,100m〜1,250mにて栽培され、精選方法はパルプドナチュラル(セミ・ウォッシュド)で作られます。伝統的なブラジルコーヒーは、とてもまろやかな程よい香りと甘い後口を持っています。 最良のブラジルコーヒーに与えられる良い酸の特徴と甘味と言う表現はこれらの特徴を表した最適な表現です。 是非お試し下さい。 |
ここ、こだいらの地でどうぞお楽しみくださいませ。 |
☆今月のひとこと・ |
はやいですね。もうやよいです。 今年の東京は本当に暖かく過ぎています。さくらのつぼみも、針で刺せばいっきに花びらが飛びだしそうにふくらんでいます。かなり早い開花になりそうですね。 |
かおり店発信 2002 やよいの巻 |
三月は弥生の他に、花見月、桜月、花咲月、桜見月・・・とも。でも、私が一番気に入ったのは、夢見月!まったくその通り、ぽかぽかの空を眺めていると、いろんな夢がふわ〜んふわ〜ん。。。春ですねぇ。。。 ●今月の絵本● |
***** No4 ******
▲▲永田珈琲店より やよいの風信▲▲
永田珈琲より彌生の風信 ……………………………… 春一番 御挨拶申上ます 掘炬燵から出でられもせず 寒中はつひして忘れたふりをしがちであつた 庭の灌奠 鉢物の水遣りにも うそうそと 如露傍てに こころたのしむ頃 ―また散歩のみちみちにも 花の芽木の芽を數へだしたらば きりがない……まあ、今はただ心のなかの百花譜 おもひの裡の群芳圖に 存分游ばうではありませんか 咲きはじめると、蒲公英だ連翹だ土筆がでた 蕗がかほをだした……追つつけやしないよ まごまごしてると今度は櫻だ…… 春は、存外、待つこころ 足許の霜どけのぬかるみにも 温みをよろこび 潤んできた風の底のはうに殘る意地わるさにも 從容とほほえむ お雛さんのわらひがほ 平成壬午歳三月好日 寺崎郷拜 |
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☆ ☆
水晶玉が水に舞い 砂時計の流れる中 都会から戻る人々が集う 白い百合の前で珈琲を待ち 素顔の自分に気づく 人々もそれぞれに心を委ねるとき 湯気のその向こうにたたずむ笑顔がある 仕事の余韻にひたりながら 心地よい疲労感を味わいながら いつもここに座り 何代と続く君を見続けるのだろう 木目づくりのインテリア ゆとりある椅子にもたれて 日々の生活から少し離れる いつもの珈琲とおまかせケーキで 家族の自分に戻り 人々もそれぞれの顔を思うとき 陶器の前で清雅な声が響く 仕事の充実を願いながら 心地よい満足感を味わいながら 未来もこの席で 湯を注ぎ続ける君を見続けるのだろう 仕事の余韻にひたりながら 心地よい疲労感を味わいながら いつもここに座り 何代と続く君を見続けるのだろう |
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***** No6 ******
☆これまでの『今月の香り』の状況です☆ |
2001年 : 寿のコーヒー ハワイコナ エクストラファンシー 1月のコーヒー Eco−Ok Coffee グアテマラSHBサンタ・イサベル 2月のコーヒー エチオピアウォッシュド イルガチェフ 3月のコーヒー ブルンディ ンゴマ 4月のコーヒー Eco-Ok Coffee エル・サルバドル ラス・ケブラダス 5月のコーヒー ウガンダアラビカ マウントエルゴン 6月のコーヒー コスタリカ ドータ・タラス 7月のコーヒー マンデリン ラスナ リントン 8月のコーヒー パプア・ニューギニア モロベ 9月のコーヒー メキシコ ハルテナンゴ 10月のコーヒー タンザニアAA アデラ(キリマンジャロ) 11月のコーヒー グアテマラ ウエウエテナンゴ Los Laureles Farm(oaction coffee) 12月のコーヒー ![]() 2002年 1月のコーヒー ケニア テーラウィンチ 2月のコーヒー エチオピア ナチュラル デルガーゴ ↑⇒ 以上のようにこれまでお楽しみ頂きました。 3月 ブラジル・ブルボンスペシャルティコーヒー |
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お客様からのおたより
なんと嬉しいおたよりでしょう。ご紹介させて頂きます。
永田コーヒー様
いつもすてきな筆字でお迎えいただきましてから
1年4カ月が過ぎました。
会場のここかしこに、永田珈琲さんの心がにじみ出ておりました。
私たちは遠くは町田から、杉並からと遠路はるばるの
小さな旅を楽しみながら、多忙な中に一服の清涼剤を得る
思いで通ってまいりました。
年々歳々寄る年波と毎日の職務を果たすことの大変さには
限界があり、今日をもちまして発展的に解散することになりました。
ここでの学びを大切にしながら精いっぱい活躍することを約束して
解散することの寂しさと、名残を惜しさがございますが永田珈琲さまの
親切な心のこもったおもてなしを、学びの基本に据えまして頑張る
私たちです。本当にありがとうございました。 Kの会一同
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役立つ一口記事・
ブラジル珈琲レポート ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ from 坂井氏 |
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ コーヒーはブラジルにとって200年以上に亘る歴史的な重要産業である。前世紀の半ばまでは、ブラジルのコーヒーの輸出依存度は、総輸出の大半を占めていた。それが1950年代から始まったブラジルの工業化政策により、コーヒーは輸出産品としても一次産品としてもその重要性を次第に失い、現在はブラジルの総輸出のわずか2.5%を占めるに過ぎなくなっている。すなわち、2001年のコーヒーとその製品(コーヒー豆とインスタントコーヒー)の輸出額は、輸出総額の582.23億ドルに対して14.27億ドルであった。確かに輸出製品の中でも重要な項目であるが、同製品の国際価格低迷の継続は関係者にとっては大きな問題ではあってもブラジルの輸出から見た場合、その度合いは限られたものである。 ブラジルの輸出に占めるコーヒー・2002年はブラジルの収穫予想が4千万俵に達する。 世界のコーヒー輸出量は、9千万俵(60Kg入り)であり、ブラジルはその内26%を占め、世界最大の生産国であり、最大の輸出国でもある。前年度に比較して42.8%の大幅な増加となっており、国際価格はさらに低迷する年になると予想される。1本のコーヒーの木が成木となり、採算ベースに乗る収穫ができるまでには5年近い年数が必要である。最近の国際価格のピークは1997年であり、その年に市場は現在まで続いている価格の低迷が始まっており、そのため1997年は、最近の輸出比率でもピークになっている。 事実コーヒーの作付けは、1994年の旱魃により国際相場が上昇したことにより、1995年に急拡大している。コーヒー生産農家はその後の年には作付面積を拡張した外に、生産性がかなり高められる密集植付けのような技術に投資してきている。そのためここ数年間は生産が増加しており、他の国々の収穫量の増大と重なり(とくにベトナムは15.7%の比率で、世界的に見ても2番目の輸出国になっている)、今年の生産量はピークになっているが、国際価格は低迷が続いており、今年も下降傾向が継続するものと思われる。 コーヒー生産農家にとっては、収穫過剰はコーヒー豆の国際価格がここ30年間で最低の水準に達した後で、2001年の生産部門が受けた危機をさらに深刻化するものである。国際市場の標準とされるニューヨーク商品取引所で取り引きされているコーヒーの価格は、現在32%も落ち込んでいる。国内市場の1俵当り110レアルほどの相場は、1992年の80レアルを上回るに過ぎず、歴史上でも最低の水準に低迷している。 コーヒーはブラジル全国で栽培されているが、主として6州で生産されている。ミナスジェライス州が2001年の総生産の44.4%、エスピリトサント州が24.5%、サンパウロ州が10.2%、バイア州が8.5%、ロンドニア州が7.6%で、パラナ州が2.0%ある(パラナ州は通常ロンドニア州と同じ程度の比率であるが、昨年は霜による生産の大幅な減少があったことによる)。種類の主体は全体の71%近くを占める濃厚コーヒーである。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ |
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「お昼寝前にコーヒーを」
「お昼寝前にコーヒーを」文科省研究班まとめる 昼寝の前にコーヒーを飲み、目覚めたら外光を浴びよう――。文部科学省の「快適な睡眠の確保に関する総合研究班」はこのほど、午後の作業能率が向上する“正しい昼寝の方法”をまとめた。 人間は、夜間にじゅうぶん睡眠をとっていても午後2時ごろになると眠くなる。日中の眠気は、仕事の能率低下だけでなく交通事故を起こす原因にもなっており、手軽な眠気防止策が求められていた。 昼寝の場合、深い眠りに入る直前、寝入り後15―20分で目覚めると最もリフレッシュ効果が高いとされる。研究班の堀忠雄・広島大教授(精神生理学)らは、大学生10人に寝入り後15分で起きてもらい、コーヒーの摂取や洗顔など、目覚めに良いとされる行為を試した。効果を確かめるため、脳波を測定して眠気の“残り具合”を調べた。 その結果、最も目覚めが良かったのは、コーヒーを飲んでから昼寝をし、目覚めてから通常より明るい照明を浴びたケースだった。堀教授⇒「コーヒーを飲んでも、カフェインが脳に届くのに30分程度かかる。20分の昼寝なら、目覚めのころにちょうど効き出す」ということです。 |
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