2002年
さつき の かほり

さわやか2002年のグリーンロード
 


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      ナガタコーヒードットコム  珈琲道楽
==== 永田珈琲倶楽部 2002年5月1日 通算75号 ===
http://www.nagatacoffee.com  webshop  since 1995.11. 
このメールは「永田珈琲倶楽部」と出会い頂きました皆様に
=東京・小平=より”ゆったり風”に乗せて全国にお送りしています。
配信停止の時は申しわけありませんが
★登録/解除:(http://www.nagatacoffee.com )へお願いします。

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
★☆★ 初夏・皐月の目次 ★☆★
2002年・5月のかほり豆』
  『
アフリカの至宝「赤道の雪」equator snow
『今月のひとこと
3・『珈琲の香店の巻・』
『永田珈琲店より きさらぎの風信..
『珈琲の詩』  ☆ ☆
6・『今月の香り各月珈琲豆名予定』
7・『緊急報道』
『一口記事
『永田珈琲倶楽部各店:店内』


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今月の━━ masahiro●●煎り人便り●●nagata ━━
   永田珈琲倶楽部の香りを全国に発信
         「継続は力なり」

***** No1 ******

    ◆◇◆・さつきのかおりの豆◆◇◆
《永田珈琲倶楽部WEB店・珈琲の香店では毎月様々な珍しい珈琲豆を毎月
「今月の香り」として提供しています。》


今月は
究極の 
キリマンジャロコーヒ

[アフリカの至宝「赤道の雪」equator snowです。

それではアフリカの至宝『赤道の雪』のご紹介です
万年雪をたたえる赤道直下の、世界でも有数のコーヒー生産の最適地として知られるキリマンジャロ山の南麓から、その年毎にもっとも優秀な豆を産出した農園が厳選されます。初年度の今回はタンザニアAAキボのMringa(ムリンガ)農園で育まれた豆をお届けします。

タンザニアコーヒー(北部アラビカ)の特徴
● 樹種● 50%以上がブルボン種、残り殆どがケント種。
● 味わいの特徴● ワインのように香り高く、豊かな酸味を持ち、コクのある芳醇。深煎り、浅煎りなど、様々な用途に好まれるコーヒーです

ムリンガ農園とは?
『ムリンガ』とは、当地では主に家具材料として使用される樹木の名前。今回ご紹介するムリンガ農園は、樹木のムリンガのように、当地の意識の高い農民たちの手により、生産効率を追い求めるのではなく、本当に
美味しい物だけを作りたいとの思いから作られた、しっかりとした舌触りのある『キボ』コーヒーの逸品。本年は数少ない『キボ』の中でも、特にこのムリンガ農園の評価が最も高く、この農園から取れたコーヒーだけを集めて、ご紹介致します。

※『キボ』とは、アフリカ最高峰のキリマンジャロ山の一番高い嶺の名前。
キリマンジャロ山の南側、およそ標高2,000b収穫されるコーヒーの、しかも大粒でふっくらとした形良いコーヒー豆のみがより抜かれて、初めて『キボ』の称号を冠することが出来ます。

是非究極のキリマンジャロコーヒーをご堪能ください。
   mountain top  
ムリンガ農園








☆今月のひとこと
***** No2 ******
『キリマンジャロの雪』    5895m
私の年代におきましては(50代(^ ^))、主演の「グレゴリー・ペック」を知っている人は多いと思いますが、その人が主演でキリマンジャロの題名の映画がありましたよ。

THE SNOWS OF KILIMANJARO
製作年: 1952
国: アメリカ
監督: ヘンリー・キング
主演: グレゴリー・ペック
スーザン・ヘイワード
文豪アーネスト・ヘミングウェイの有名な小説が原作のラブストーリー。アフリカで足の怪我から熱病に苦しむ小説家ハリーが、今の妻と結婚するまでに出会った女性たちとの波乱の恋愛を回想し、今の自分を見つめ直す。

               
  
 看板 永田珈琲店
このたび永田珈琲店の新しい看板を、小平駅南口ロータリー側の二階壁面に取り付けました。入店しているビルがグリーンプラザビルですからグリーン系統に致しました。(灯りが入りますと浅黄色に)
今回はよくわかりますようにシンプルに作成致しました。ただし入り口は看板を見ながら左の方に向かいます。


=========================================
***** No3 ******
かおり店発信 2002 さつきの巻

〜ブライアン・ワイルドスミス〜
■プロフィール
1930年、イギリス・ヨークシャー種州生まれ。
数学、音楽の教師を経て画家になる。1960年にオックスフォード大学出版局と専属契約を交わし、これまで約70冊の絵本が出版されている。62年出版『ワイルドスミスのABC』では絵本界最高の栄誉であるケイト・グリーナウェイ賞を受賞。
絵画の技法には水彩やグワッシュ、パステル、コラージュ等を好んで用い、また多彩な経験や自然界への愛情も、彼独自の表現に欠くことができない要素のひとつである。
□当店入り口に飾ってあります、ワイルドスミス氏のポストカード。去年のクリスマスから御紹介を始めたところ、御好評の声をたくさん頂き、今ではもう第4弾になります。今回は特に、美しい色づかいの動物たち(それが彼の大きな特徴でもあります)のカードが揃いました。
どうぞごゆっくり御覧下さいませ。
静岡・伊豆高原にある『ブライアン・ワイルドスミス絵本美術館』。木や花々いっぱいの、雰囲気ある素敵なやすらぎ空間です。パンフレット(割引き券付←これがまたかわいい!)ございますので、当店スタッフへいつでもお声がけ下さい。
尚、この美術館のホームページは以前「珈琲の香店」で美味しい珈琲を淹れてましたスタッフです。(^ ^)

●●今月の絵本●●
『ぐりとぐら』

 なかがわりえこ文 おおむらゆりこ絵
これはもう、王道とも言えるべき一冊。誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
先月綴った「絵本の絵は美味しそうに見える!」。そうそう、とお客様と話している中で出てきたのがこの絵本。もちろん、主役は何だかおわかりですよね?このふんわり感、こんがりした黄色感、一度見ただけでずーっと頭に残ってしまうほど。動物たちがちぎって食べている様子がこれまたいいのです。
私も仲間に入れて欲しい・・・

『CAROUSEL』 
  Brian Wildsmith作・絵    
上記で御紹介致しましたワイルドスミス氏の、夢のような絵本です。色が溢れんばかり、魔法の絵の具のよう!これだけの色が見事に溶け合って静かにある様は、本当にすばらしい。ひとつひとつを丁寧に見ていきたい、でも見るのがもったいないような、そんな絵ばかりです。動物たちも沢山います。夜空も美しいです。ぜひ。 
         
    珈琲の香店 店長  永田 景子

***** No4 ******

▲▲永田珈琲よりさつきのかほり
▲▲



永田珈琲より五月の風信
………………………………
皆皆様には御機嫌よろしう
今歳は花こそ早けれ
いささか氣の飢えるおもひがしましたが
新緑のそのすがしさはやはり格別で
葉櫻よし、楓よし、欅よし、そして柳も。・・・
寓居近く、川がながれ、
すこしく都塵をば離れたるあたり
柳の亭亭として川面に翳りをおとす。
颯と風になびけば、向ふの屋根に見える鯉幟が
あたかもみどりの波にのつて
五月のそらを泳ぐやうで。・・・
お日和だから柳で一杯やりませうか。
二軒隣の御隠居が
年季のいつた塗りの辨當箱に
瓢の酒いれ、なる反時代的ナリで
寄つてくる、御相伴々々々。
 柳あをくつばくろの目に涙かな
(と一ト口ふくんで)
かう、渡つてくる燕にもきつと片割れ鳥が
ゐるだらう、ふびんでならないね、
わたしには青青する柳がそのさみしさに見える。
・・・たしか、小母さん、いけなくなつて・・・
わたくしは何も云はず、しつかり御馳走になつて
しつかり出来なくなつちやつた頃、いたづらをした。
矢立とつて懐紙に「幽霊はじめました」
柳に貼紙をする。
これア羽織るもん持つて來てやらねえとな、
と、御隠居。
     、平成壬午歳五月某日 寺崎郷   

***** No5 ******
店のお客様が本をお出しになりました。
 = 川村 忠 氏 =
           
◆◇ 「珈琲の見える風景」 ◇◆ 
             
新風舎・刊

コーヒーが芸術だとしたら
その力は二つある
ひとつは勇気を生み出すこと
不安になりかけた心に行き届く
早朝の小鳥のさえずり
その作用を与えてくれるもの

そして・・・・・こんげつは・・

☆  川 の よ う に ☆


緑の丘陵を織りなす
立てかけた色彩画
淡い絵の具より
つたわってくるメッセージ

 無言の絵画と心に染みるメロディー
 そして手入れの珈琲
 このバランスが私の緊張を解きほぐしていく 
 そこは  芸術と文化と人生が重なる空間

今までの悲しみも苦しみも
そのすべてが消えてゆく場所
少なくとも私にとっては

昔ながらのランプの光
変わらぬレイアウト
部屋の装いも
職人もあの頃のように

 自然の絵画と忘れかけた名曲
 そして ドリップの珈琲
 このブレンドが私にゆとりを戻してくれる
 そこは  芸術と文化と人生が重なる空間

川のように悩みも空しさも
そのすべてが流されていく
少なくとも私にとっては
 

==============================================
***** No6 ******

☆これまでの『今月の香り』の状況です☆
2001年 :
寿のコーヒー
  ハワイコナ エクストラファンシー
1月  
Eco−Ok Coffee 
      グアテマラSHBサンタ・イサベル

2月 
 エチオピアウォッシュド イルガチェフ
3月  ブルンディ ンゴマ
4月 
 Eco-Ok Coffee 
      エル・サルバドル ラス・ケブラダス

5月  
ウガンダアラビカ マウントエルゴン
6月  
コスタリカ ドータ・タラス
7月  
マンデリン ラスナ リントン
8月  
パプア・ニューギニア モ
9月  メキシコ ハルテナンゴ     
10月 タンザニアAA アデラ(キリマンジャロ)
11月  グアテマラ ウエウエテナンゴ 
     Los Laureles Farm(
oaction coffee)
12月  
ほっとひといきブレンド

2002年
1月 ケニア テーラウィン
2月 エチオピア ナチュラル デルガーゴ
3月
 ブラジル・ブルボンスペシャルティコーヒー
4月 ザンビア AA・テラノーバ
    ↑⇒ 以上のようにこれまでお楽しみ頂きました。
5月「赤道の雪」equator snow 

==============================================
***** No7 ******

緊急報道

== 在庫コーヒー再利用 ==
==インスタントコーヒー最大手のN社 ==
= 全銘柄 製品に表示せず =

と、送信間際衝撃的なニュースが飛び込んできました。
詳しいことは来月にでも掲載したいと思いますが、今
様々な組織、団体から内部告発で、これまで伏せられ
て来た事が公開されています一環なのでしょうか。
今の時期になぜ?

その報道の中でネスレジャパンの見解として
『リワーク(製品の再生)』は、N社が環境・資源保護の
理念に基づき、グローバルに実施しているもので、安全性
や品質においても厳格な基準を定めており、法的にも全く
問題はありません。資源の無駄につながる在庫量を最少化
することにより、最終的に「製品の再生」が無くなるものと
理解しております・・・・・と掲載されていました。

?? ン、なんか違う・・・・。
製品が原材料になっていいのか。
作り直し自体が問題では。
劣化させない技術を確立しているから、でいいのか。
元をたどれば同じコーヒーまめだから、でいいのか。
再利用は環境保護の一環、との考え方は。
・・・・・・
新鮮珈琲を掲げている者として、推移を見守りたいと思います。

***** No8 ******

一口記事・

好きな珈琲銘柄ベストファイブ
NIKKEI プラス1 に掲載されていました記事を参考に。
今の時代、世界各国から輸入されはじめ、永田珈琲倶楽部でも毎月提供していますスペシャリティコーヒー等ありますが、今回のアンケート結果では依然としてこれまで浸透した銘柄が上位に選ばれています。
それでは順位を(有効回答数 573)
1・モカ          393
2・ブルーマウンテン 367
3・キリマンジャロ   358
4・コロンビア      184
5・ハワイコナ       91

選んだ理由として、上位3銘柄はいずれも「味・香りが好み」。次いで「いつも飲んでいる」が続いています。
その中でモカを選んだ理由で3番目に多いのが「価格が手ごろ」というのがあります。またブルーマウンテンやキリマンジャロを選んだ理由の3番目が「ネーミング、イメージがよい」ということです。ごちらも雄大な景色が目に浮かぶようです。
当永田珈琲倶楽部では上記の珈琲名でひとくくりには出来ませんがモカ系統、キリマンジャロ系統、ジャマイカ産出系統、ブラジル系統が多く出ます。この上位ランクのなかにブラジル系統が入らなかったのが不思議です(現在は農園経由が多くなっています)

 ちなみに日本人1人が1年間に飲む珈琲は300杯強。珈琲豆の消費量はここ数年増加傾向にあり、今年もさらに増えるそうだ。
私みたいに一日5杯以上も飲む人もたくさんいるでしょうから、平均的数字は、あくまでも目安にしときましょう。
私の使命として、珈琲は本当においしい飲み物だということをさらに広げて、全国のよりひろい地域の人達にわかって頂くことを目指します(^ ^)


 千趣会出荷・焙煎始まる!!
これまでにない数量のために、永田珈琲倶楽部の限界に挑戦しています。新鮮珈琲豆を謳っていますので、最短時間でのお届けを目指しての奮闘です。
今回は永田珈琲倶楽部オリジナルの「珈琲入りサブレ」とセットになります。全国の珈琲ファンの皆様に珈琲三昧でお楽しみ頂きましょう。
尚千趣会での5月分のご注文は締め切られています。

          

***** No9 ******

永田珈琲倶楽部各店の催し
☆永田珈琲店内展                                 
版画
けやき会 写真数展
アイズ・ピリ 他
 

☆ぽえむ店内展
石井 達美 五展

☆珈琲の香り店内展
ザン・ボン・ビン 展
タイの少女の作品・一点

::::::::::::::::::::::::::

==== 2002年5月1日 END  ===
永田珈琲倶楽部 通算75号 web shop since 1995.11. 
最後までお読みいただきまして有り難うございました。
ご意見ご要望はこちらまで nagata@nagatacoffee.com
編集部: 東京都小平市美園町 2-2-31
電話  042-344-7663  ファックス 042-343-8601
珈琲道楽  店主 永田政弘  
=========================================
★注文直通⇒
http://cgi.din.or.jp/~sanmoku/cgi-bin/cform.cgi
---------------------------------------------------
★発行は『まぐまぐ』( http://www.mag2.com/ )dも
発信しています。
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テキスト版

・『2002年・5月のかほり』
さわやか2002年 初夏

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    ナガタコーヒードットコム  珈琲道楽
==== 永田珈琲倶楽部 2002年5月1日 通算75号 ===
http://www.nagatacoffee.com  webshop since 1995.11. 
このメールは「永田珈琲倶楽部」と出会い頂きました皆様に
=東京・小平より”かほりの風”に乗せて全国にお送りします。
配信停止の時は申しわけありませんが
★(http://www.nagatacoffee.com )へお願いします。
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
★☆★ 初夏・皐月の目次 ★☆★
1・『2002年・5月のかほり豆』
  = アフリカの至宝「赤道の雪」equator snow =
2・『今月のひとこと:緊急報道』
3・『珈琲の香店の巻・』
4・『永田珈琲店より きさらぎの風信..』
5・『珈琲の詩』  ☆ ☆
6・『今月の香り各月珈琲豆名予定』
7・『ちょっと』
8・『一口記事』
9・『永田珈琲倶楽部各店:店内』

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今月の━━ masahiro●●煎り人便り●●nagata ━━
   永田珈琲倶楽部の香りを全国に発信
         「継続は力なり」

***** No1 ******

    ◆◇◆・さつきのかおりの豆◆◇◆
《永田珈琲倶楽部WEB店・珈琲の香店では毎月様々な
珍しい珈琲豆を毎月「今月の香り」として提供しています。》

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今月は究極の 
キリマンジャロコーヒー
[アフリカの至宝「赤道の雪」equator snow」です。

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それではアフリカの至宝『赤道の雪』のご紹介です
万年雪をたたえる赤道直下の、世界でも有数のコーヒー生産
の最適地として知られるキリマンジャロ山の南麓から、その
年毎にもっとも優秀な豆を産出した農園が厳選されます。
初年度の今回はタンザニアAAキボのMringa(ムリンガ)
農園で育まれた豆をお届けします。
☆☆
タンザニアコーヒー(北部アラビカ)の特徴
● 樹種● 50%以上がブルボン種、残り殆どがケント種。
● 味わいの特徴● ワインのように香り高く、豊かな酸味
を持ち、コクのある芳醇。深煎り、浅煎りなど、様々な
用途に好まれるコーヒーです

ムリンガ農園とは?
『ムリンガ』とは、当地では主に家具材料として使用される
樹木の名前。今回ご紹介するムリンガ農園は、樹木のムリンガ
のように、当地の意識の高い農民たちの手により、生産効率を
追い求めるのではなく、本当に
美味しい物だけを作りたいとの思いから作られた、しっかりと
した舌触りのある『キボ』コーヒーの逸品。本年は数少ない
『キボ』の中でも、特にこのムリンガ農園の評価が最も高く、
この農園から取れたコーヒーだけを集めて、ご紹介致します。

※『キボ』とは、アフリカ最高峰のキリマンジャロ山の一番
高い嶺の名前。キリマンジャロ山の南側、およそ標高2,000m
で収穫されるコーヒーの、しかも大粒でふっくらとした形良
いコーヒー豆のみがより抜かれて、初めて『キボ』の称号を
冠することが出来ます。

是非究極のキリマンジャロコーヒーをご堪能ください。

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***** No2 ******
☆今月のひとこと:
『緊急報道』

== 在庫コーヒー再利用 ==
==インスタントコーヒー最大手のN社 ==
= 全銘柄 製品に表示せず =

と、送信間際衝撃的なニュースが飛び込んできました。
詳しいことは来月にでも掲載したいと思いますが、今
様々な組織、団体から内部告発で、これまで伏せられ
て来た事が公開されています一環なのでしょうか。
今の時期になぜ?

その報道の中でネスレジャパンの見解として
『リワーク(製品の再生)』は、N社が環境・資源保護の
理念に基づき、グローバルに実施しているもので、安全性
や品質においても厳格な基準を定めており、法的にも全く
問題はありません。資源の無駄につながる在庫量を最少化
することにより、最終的に「製品の再生」が無くなるものと
理解しております・・・・・と掲載されていました。

?? ン、なんか違う・・・・。
製品が原材料になっていいのか。
作り直し自体が問題では。
劣化させない技術を確立しているから、でいいのか。
元をたどれば同じコーヒーまめだから、でいいのか。
再利用は環境保護の一環、との考え方は。
・・・・・・
新鮮珈琲を掲げている者として、推移を見守りたいと思います。

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***** No3 ******
かおり店発信 

〜ブライアン・ワイルドスミス〜
■プロフィール
1930年、イギリス・ヨークシャー種州生まれ。
数学、音楽の教師を経て画家になる。1960年にオックス
フォード大学出版局と専属契約を交わし、これまで約70冊
の絵本が出版されている。62年出版『ワイルドスミスのABC』
では絵本界最高の栄誉であるケイト・グリーナウェイ賞を受賞。
絵画の技法には水彩やグワッシュ、パステル、コラージュ等
を好んで用い、また多彩な経験や自然界への愛情も、彼独自
の表現に欠くことができない要素のひとつである。
□当店入り口に飾ってあります、ワイルドスミス氏のポスト
カード。去年のクリスマスから御紹介を始めたところ、御好
評の声をたくさん頂き、今ではもう第4弾になります。今回
は特に、美しい色づかいの動物たち(それが彼の大きな特徴
でもあります)のカードが揃いました。
どうぞごゆっくり御覧下さいませ。
静岡・伊豆高原にある『ブライアン・ワイルドスミス絵本美術館』
http://www.metm.co.jp/
木や花々いっぱいの、雰囲気ある素敵なやすらぎ空間です。
パンフレット(割引き券付←これがまたかわいい!)ございます
ので、当店スタッフへいつでもお声がけ下さい。
尚、この美術館のホームページ作成者は以前「珈琲の香店」で
美味しい珈琲を淹れてましたスタッフです。(^ ^)

●●今月の絵本●●
『ぐりとぐら』
 なかがわりえこ文 おおむらゆりこ絵
これはもう、王道とも言えるべき一冊。
誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
先月綴った「絵本の絵は美味しそうに見える!」。そうそう、
とお客様と話している中で出てきたのがこの絵本。もちろん、
主役は何だかおわかりですよね?このふんわり感、こんがり
した黄色感、一度見ただけでずーっと頭に残ってしまうほど。
動物たちがちぎって食べている様子がこれまたいいのです。
私も仲間に入れて欲しい・・・

『CAROUSEL』 
  Brian Wildsmith作・絵    
上記で御紹介致しましたワイルドスミス氏の、夢のような
絵本です。色が溢れんばかり、魔法の絵の具のよう!これ
だけの色が見事に溶け合って静かにある様は、本当にすば
らしい。ひとつひとつを丁寧に見ていきたい、でも見るの
がもったいないような、そんな絵ばかりです。動物たちも
沢山います。夜空も美しいです。ぜひ。 
   珈琲の香店 店長  永田 景子

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***** No4 ******
▲▲▲▲
永田珈琲より五月の風信
………………………………
皆皆様には御機嫌よろしう
今歳は花こそ早けれ
いささか氣の飢えるおもひがしましたが
新緑のそのすがしさはやはり格別で
葉櫻よし、楓よし、欅よし、そして柳も。・・・
寓居近く、川がながれ、
すこしく都塵をば離れたるあたり
柳の亭亭として川面に翳りをおとす。
颯と風になびけば、向ふの屋根に見える鯉幟が
あたかもみどりの波にのつて
五月のそらを泳ぐやうで。・・・
お日和だから柳で一杯やりませうか。
二軒隣の御隠居が
年季のいつた塗りの辨當箱に
瓢の酒いれ、なる反時代的ナリで
寄つてくる、御相伴々々々。
 柳あをくつばくろの目に涙かな
(と一ト口ふくんで)
かう、渡つてくる燕にもきつと片割れ鳥が
ゐるだらう、ふびんでならないね、
わたしには青青する柳がそのさみしさに見える。
・・・たしか、小母さん、いけなくなつて・・・
わたくしは何も云はず、しつかり御馳走になつて
しつかり出来なくなつちやつた頃、いたづらをした。
矢立とつて懐紙に「幽霊はじめました」
柳に貼紙をする。
これア羽織るもん持つて來てやらねえとな、
と、御隠居。
     平成壬午歳五月某日 寺崎郷 
  
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***** No5 ******
店のお客様が本をお出しになりました。
           
◆◇ 珈琲のある風景 ◇◆ 
  川村 忠 氏   新風舎・刊

コーヒーが芸術だとしたら
その力は二つある
ひとつは勇気を生み出すこと
不安になりかけた心に行き届く
早朝の小鳥のさえずり
その作用を与えてくれるもの

そして・・・・・こんげつは・・

☆===================☆
☆ 川のように ☆

緑の丘陵を織りなす
立てかけた色彩画
淡い絵の具より
つたわってくるメッセージ

 無言の絵画と心に染みるメロディー
 そして手入れの珈琲
 このバランスが私の緊張を解きほぐしていく 
 そこは  芸術と文化と人生が重なる空間

今までの悲しみも苦しみも
そのすべてが消えてゆく場所
少なくとも私にとっては

昔ながらのランプの光
変わらぬレイアウト
部屋の装いも
職人もあの頃のように

 自然の絵画と忘れかけた名曲
 そして ドリップの珈琲
 このブレンドが私にゆとりを戻してくれる
 そこは  芸術と文化と人生が重なる空間

川のように悩みも空しさも
そのすべてが流されていく
少なくとも私にとっては
 

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***** No6 ******
☆これまでの『今月の香り』の状況です☆

2001年 :
寿のコーヒー ハワイコナ エクストラファンシー
1月  Eco−Ok Coffee 
    グアテマラSHBサンタ・イサベル
2月  エチオピアウォッシュド イルガチェフ
3月  ブルンディ ンゴマ
4月  Eco-Ok Coffee 
    エル・サルバドル ラス・ケブラダス
5月  ウガンダアラビカ マウントエルゴン
6月  コスタリカ ドータ・タラス
7月  マンデリン ラスナ リントン
8月  パプア・ニューギニア モロベ
9月  メキシコ ハルテナンゴ     
10月 タンザニアAA アデラ(キリマンジャロ)
11月 グアテマラ ウエウエテナンゴ 
     Los Laureles Farm(oaction coffee)
12月 ほっとひといきブレンド

2002年
1月 ケニア テーラウィンチ
2月 エチオピア ナチュラル デルガーゴ
3月 ブラジル・ブルボンスペシャルティコーヒー
4月 ザンビア AA・テラノーバ
  ↑⇒ 以上のようにこれまでお楽しみ頂きました。
5月「赤道の雪」equator snow 

==============================================
***** No7 ******
ちょっと:

『キリマンジャロの雪』      5895m
私の年代におきましては(50代(^ ^))、主演の
「グレゴリー・ペック」を知っている人は多いと思い
ますが、その人が主演でキリマンジャロの題名の映画
がありましたよ。少しご紹介致します。

THE SNOWS OF KILIMANJARO
製作年: 1952
国: アメリカ
監督: ヘンリー・キング
主演: グレゴリー・ペック
スーザン・ヘイワード
文豪アーネスト・ヘミングウェイの有名な小説が原作の
ラブストーリー。アフリカで足の怪我から熱病に苦しむ
小説家ハリーが、今の妻と結婚するまでに出会った女性
たちとの波乱の恋愛を回想し、今の自分を見つめ直すという
内容。

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☆ 看板新たに 永田珈琲店
このたび永田珈琲店の新しい看板を、小平駅南口ロータリー
側の二階壁面に取り付けました。入店しているビルが
グリーンプラザビルですからグリーン系統に致しました。
(灯りが入りますと浅黄色に)今回はよくわかりますよう
にシンプルに作成致しました。ただし入り口は看板を見な
がら左の方に向かいます。

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***** No8 ******
一口記事・

好きな珈琲銘柄ベストファイブ
NIKKEI プラス1 に掲載されていました記事を参考に。
今の時代、世界各国から輸入されはじめ、永田珈琲倶楽
部でも毎月提供していますスペシャリティコーヒー等あ
りますが、今回のアンケート結果では依然としてこれま
で浸透した銘柄が上位に選ばれています。
それでは順位を(有効回答数 573)
1・モカ        393
2・ブルーマウンテン  367
3・キリマンジャロ   358
4・コロンビア     184
5・ハワイコナ       91

選んだ理由として、上位3銘柄はいずれも「味・香りが好み」。
次いで「いつも飲んでいる」が続いています。
その中でモカを選んだ理由で3番目に多いのが「価格が手ごろ」
というのがあります。またブルーマウンテンやキリマンジャロ
を選んだ理由の3番目が「ネーミング、イメージがよい」とい
うことです。ごちらも雄大な景色が目に浮かぶようです。
当永田珈琲倶楽部では上記の珈琲名でひとくくりには出来ませ
んがモカ系統、キリマンジャロ系統、ジャマイカ産出系統、
ブラジル系統が多く出ます。この上位ランクのなかにブラジル
系統が入らなかったのが不思議です(現在は農園経由が多く
なっています)

 ちなみに日本人1人が1年間に飲む珈琲は300杯強。
珈琲豆の消費量はここ数年増加傾向にあり、今年もさらに
増えるそうだ。
私みたいに一日5杯以上も飲む人もたくさんいるでしょうから、
平均的数字は、あくまでも目安にしときましょう。
私の使命として、珈琲は本当においしい飲み物だということ
をさらに広げて、全国のよりひろい地域の人達にわかって頂
くことを目指します(^ ^)


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 千趣会出荷・焙煎始まる!!
これまでにない数量のために、永田珈琲倶楽部の限界に挑戦
しています。新鮮珈琲豆を謳っていますので、最短時間での
お届けを目指しての奮闘です。
今回は永田珈琲倶楽部オリジナルの「珈琲入りサブレ」と
セットになります。全国の珈琲ファンの皆様に珈琲三昧で
お楽しみ頂きましょう。
尚千趣会での5月分のご注文は締め切られています。

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***** No9 ******

☆永田珈琲店内展                          
版画
けやき会 写真数展
アイズ・ピリ 他  

☆ぽえむ店内展
石井 達美 五展

☆珈琲の香り店内展
ザン・ボン・ビン 展
タイの少女の作品・一点

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==== 2002年5月1日 END  ===
永田珈琲倶楽部 通算75号 web shop since 1995.11. 
最後までお読みいただきまして有り難うございました。
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編集部: 東京都小平市美園町 2-2-31
電話  042-344-7663  ファックス 042-343-8601
珈琲道楽               店主 永田政弘  
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