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NEXT21は、2010年の都市居住を想定して建設した実験集合住宅です。「ゆとりある生活と省エネルギー・環境保全の両立」をテーマとし、ハード・ソフトの様々な実験を行っています。
建築性能の向上と省エネルギー設備機器により、一次エネルギーを増加させずに良質な住環境を実現し、環境負荷を低減することを目的としました。
1993年10月に竣工し、1994年4月から5年間の予定で、実際に様々なライフスタイルの社員16家族が住み、居住実験を行なっています。
環境保全の取り組み・屋上、各階テラス、1階中庭などに約1000平方メートルの緑地を確保しました。20種類の野鳥や21種類の自生植物が観察されています。
住戸の生ゴミ・排水を住棟内で処理し、中水として回収し、植栽の散水と住戸内トイレの洗浄水に再利用するアクアループシステムを設置しました。
下水道負荷を低減するとともに、NEXT21で使用する水の27%を中水でまかなっています。
省エネルギーの取り組み
100kW燃料電池と7.5kW太陽電池により住棟内で必要な電力をすべて供給する独立電源方式に加え、住棟内を直流で送電する直流配電方式を採用しました。
建築性能の向上と合せ、従来の断熱仕様・設備の建物に比べ、一次エネルギー量及びCO2発生量の27%削減を確認しました。
- ゆとりある生活の取り組み
- 躯体・住戸分離方式やフレキシブル配管方式により住戸設計や間取りのフレキシビリティを確保し、更新性の高さを実現しています。ライフステージ等の変更に対応してリフォームしながら建物を長期に使用することができます。
- 立体街路(共用廊下)は、町屋の路地裏空間のようなふれあいのスペースとなるように設計されています。
- 住戸内には、24時間換気空調を始めとする様々な設備機器を開発し、設置しています。
このような実験を通して、未来の住宅に生かされるデータを蓄積し、情報発信を行なっていく予定とのことです。
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