BAR-kaori
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このページの壁紙は、珈琲液を抽出、染め付けにして
ネクタイにしたものを撮影、表現した色合いです。

煎り人のかたらい・今月の香り・

1997年・ しわす(師走)・

珈琲を飲みながらちょっと”ひとこと”

今年も新豆第一弾入荷!!
一足先に皆様にお届けします。

1997 December 's AROMA
風の音・冬きたり
今月の香りの珈琲


ブラジルよりの「新豆」です。
「今月の香り」は昨年初めての試みで、その年入荷したばかりの豆を提供致しましたが、今年も師走にぎりぎり間に合いました。今年収穫されました新豆「シモサカ珈琲農園よりの新豆」です。
ワインでいいますとヌーボーにあたります。精製されたフレッシュ、フレッシュビーンズを炎を介して、フレッシュな味をめざして焙煎していきます。若さ一杯だけにちょっと間違えますとにがいエグが出ることになります。
今月も良い加減を目指します。



BAR-kaori
晩秋の空にじゅうたんの地面。小さな空間(面積)の中だけど、踏みしめると軟らかい反応が返ってくる。その時に秋の終わりを感じる。・・・・時代の流れで少なくなってきましたが今尚、武蔵野の面影がいたる所に残っていて、鮮やかな色の紅葉も落ち葉になり季節は一気に冬へ。
ここ小平はこの春夏秋冬の四季の移り変わりを、新宿駅から26分でありながらしっかりと感じることが出来る素晴らしい所です。
その空間の息づかいを一杯吸って、珈琲の香りは全国に発進されていきます。
しかしこの地球を季節に置き換えてみると一体どこのあたりなんでしょう。氷河期が最後だと思ってましたが女子大学生の就職表現が今年は何と、超氷河期です。氷河期を超えてしまったのです。
そんな時期があるのでしょうか?いくら言葉のあそびだとは言えいろんな意味で呼吸も出来ない世界に本当になりつつあるんでしょうか。
 私のひとときの役目はますます大事になってきました。香りの大切さ再認識です。その香り発信ですが、今ホームページ上に、私が最初の発信した時からは信じられないくらいの情報が飛び交っています。ちなみに12月1日現在の「Infoseek」で『コーヒー』と検索しますとなんと『31769件』のページが存在するのです。それだけの量をいちいち見ようとしますと大変な時間を要するでしょう。でもそれだけの珈琲に関する情報が内容の如何を問わなければ常に流れていると言うことです。
それぞれ正論だとの言葉で、じつに多くの珈琲情報です。
まさにインターネットの世界の醍醐味でしょう。私もなるだけ少しずつ見ていますが相当の時間がかかります。その間も同時進行でホームページは増えているはずです。
・・・・そこで私の役目を考えてみました。
『現場と同じだ』と今思います。ネット上を散歩して疲れた時、ほっとひとときを過ごしてもらう処、その空間を求めていきたいと思います。
ここでもまた現場と同じように時間はかかるでしょうが、それもまた楽しです。

   今月の珈琲教室 → 二回「珈琲物語」語ります。
今月の香りの珈琲豆です。
おもわずときめきが。


これが「今年の新豆」です。

珈琲物語  香りを求めて


珈琲豆の各段階での染め色です
赤い実からはあかいろを、幹からはみきいろを、
抽出液からはこはくいろを自然の恵みの色合い、
これまたろまんです。