BAR-kaori
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煎り人のかたらい・今月の香り・

1996年・うづき(卯月)

珈琲を飲みながらちょっと”ひとこと”



さくらさく



 
うづきの香り 1996年 April's AROMA

毎月・珈琲の香店・とホームページアクセスの方へ同時発信致します。

はるのにわのちいさなせかいでひとかおりいかがですか

ひとこと

・今月の香り・うづきの香りはコスタリカのニュークロップです。
今月、卯月の香りはコスタリカです。Costa Ricaは中米南部に位置し我が国の7分の1の面積を有する国です。現在は良質のが手には入っています。今回ニュークロップの青々とした生豆が手に入りましたので手間は2倍かかりますが、ダブルローストと言う方法で焙煎したいと思います。この方法は一度浅めに焙煎し、再度を加熱して煎り上げていくのです。「コクのある酸味、あたりは柔らかですがのどごしはすっきりと」を目指しまして二度目の焙煎は二ハゼまではいかせず、酸味がまだしっかり残っている付近でフィニッシュ致します・御賞味下さいませ。
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********今月の語らい*******
今年も春本番の季節がやってきました。例年のように[小平・グリーン・ロード]の路端にはたくさんの木々、花々の芽吹き、花咲が一斉に先を争って展開し始めました。こぶし、沈丁花、みずき、さくら、あじさい、やまぶき、れんぎょう等々いつものことながら、冬から春への流れは感激いたします。
人間にもそれぞれ芽吹きの段階は確かにあるのでしょうが、毎年毎年、時期がくれば新しい新鮮な芽吹きは残念ながらありません。それでも積み重ねた上での新鮮さはいつも求め続けていきたいとは思います。珈琲の焙煎の世界の段階では嬉しい事に毎回が芽吹きで、真っ白いキャンバスにその時の出会いの珈琲豆の作品を毎回毎回創作していくことになると考えています。

ホームページ訪問者遂に2080人を越してしまいました。96/3/30.
毎日どこかを追加したり手直ししてまして全部読み出すには通常のマシンでは相当の時間がかかる量になる位になっています。このネット上での新しい試みも始めてますがその中の一つを御紹介したいとおもいます。それはE−mailと言うネット上の手紙の利用で、今までメールを頂きました方々にこの[今月の香り]のメッセージを毎月お送りするという事です。
本来ならばお客様全員にお送りできればいいのですが現時点では不可能です。でも順次このことはE−mailの住所をお持ちのお客様で、御希望がございましたら即実行していきますのでその節はE−mail経由でどうぞお申し付け下さいませ。
p.s.
珈琲の生豆を水に浸していましたら何と芽が出てきました。早速ホームページ上にその写真をonいたしましたが、驚きました。以前苗木から白い花を咲かせ、赤い実をみのらせ感激したのですが、まさか現在入荷している生豆から芽が出るとは思ってもいませんでした。確かに胚芽はミクロの写真ではしっかりと写ってはいるのですが精製した後に日本で芽を出すとは。




1996年度 現場からの珈琲教室の開催


毎回好評を頂いていますこの珈琲教室も回を重ねること10年余(ぽえむ開店当初を含みますとなんと20年余になります)回数も改めて勘定しますと60回を越えました。
毎回限定10名様、、また2時間余りの限られた時間、限られた人数の中でのお話ですので、なかなか本意が伝わりにくいのですが気持ちだけを感じて頂ければ有り難いがと思っている次第です。普通は違った世界にいる方達と[新鮮な煎りたての香りとコーヒーブレイク]を介在として共通の話題が持てますことは、珈琲に携わっているものとしましてこのうえない喜びです。またその出会いを作り出してくれます[珈琲の世界]も大変なものだと思います。
4月27日・5月18日・6月22日・いずれも土曜日・午後1時30分より2時間、新鮮な珈琲を飲みながら進めていきます。また[今月の香り]のおみやげ付きです。会費1000円。[こもれび]にて行ないます。毎回限定10名様です。
受け付けは各店、又は  E-mail  でどうぞ。




小平美園町楽笑会・熱演中の御三人


三月の会場は満杯でした。裏方の若手も終わった後は思わず満足感で笑みがもれました。
次回は7月2日です・春風亭柳花さん・春風亭柳作さん・講談家の神田ひまわりさんの三名によりまして、変わらず若さ一杯の開催を致します。三人とも力がありこれからの成長が楽しみです。機会ございましたら小平迄どうぞお出かけ下さいませ。
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