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煎り人のかたらい・今月の香り・

1996年・ふみつき(文月)

珈琲を飲みながらちょっと”ひとこと”



鹿子草



 
1996年 ふみつき July's AROMA

毎月・珈琲の香店・とホームページアクセスの方へ同時発信致します。

1996年・水無月の香り




ひとこと

[今月の香り]のお便りをこれまで・永田珈琲倶楽部ホームページに御来店くださいました方に発信いたしてます。ひと月毎の通信どうぞご覧下さいませ。なおこれは毎月[ホームページ]と[珈琲の香店]に同時発信している内容です。 
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*    ホームページ、7月の追加及び変更ページ。   *
*      ・珈琲の表現 ・おたよりNO4・     *
*    ・珈琲参考本・アイスコーヒーの入れ方    *
* どうぞ御覧ください。その他も順次追加しています。 *
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*********・今月の香り・**********
今月、文月の香りはプエルト・リコ(Puerto Rico)のカリビアン・マウ ンテンです。プエルト・リコは(アメリカ統治国)西インド諸島東端 の島です。人口は350万人。面積8897キロ平方(四国の約半分です)首都はサン・フアン。コーヒーが栽培されている地域は中部の山岳地帯。
かつてはローマ法王も愛飲したといわれるプエルトリコ・コーヒーですが、過去2度にわたって大ハリケーンに襲われ、コーヒー農園は壊滅的な被害を受けました。以後、約100年もの間輸出が途絶えたこともありました。豆は水洗式で精製されています。
このカリビアン・マウンテンとはカリブ海の山とでも称すのでしょうか、今回は非常に粒が揃った豆が手に入りました。この国からの豆は2回目の出会いですが豆面の良さでは今回が上ですね。今回も旨味が出る付近で釜開きしたいと思います。どうぞお楽しみ下さいませ。
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花は鹿子草を配しました。
今月から、[インターネットマニア]と言う本にもこの[今月の香り]を ちょっとだけ紹介してもらうことになりました。\(^o^)/\(^o^)/。 このインターネット上で知り合いになりました飯嶋尋美さんの企画推薦です。いろんな発想が浮かんではくるのがこの世界とは思いますが、珈琲の世界が、表現方法を今までと違ったスタイルで発信し始めている様な気がします。まだはっきりとは方向性が見えない部分もありますがもしかしたら私は大変なことをやっているのではないのか?とふと思うことがあります・・・。
ここのところで、インターネットの情報誌では、先駆者的役割で 突っ走っています[ INTERNET MAGAZINE ](発行部数20万部)に何と永田珈琲倶楽部を載せて頂いたのです。[8月号6月29日発売]。昔、珈琲の世界では[喫茶店経営]という本に載せてもらうのがステイタスでした。珈琲という一本の路を追い求めている時のふっとした機会でその本への掲載が実現しました。
今度も、私としましてはあくまでも珈琲の世界をインターネット上で 表現している中での、素晴らしい出会いがそれをもたらして頂きました。8月にはスコラで発行いたします[恋をしまっせ!インターネット](発行部数8万部)にも写真掲載で紹介していただく予定です。
それぞれ機会ございましたら是非ご覧下さいませ。
ちなみに当倶楽部既載誌を御紹介いたします。→[日経流通新聞WHAT's NEW]・[INTERNET GUIDE] 通販・[INTERNET GUIDE]電脳商店街・[別冊 スコラ儲かりまっせ インターネット]・[NIKKEI Internet Yellow Pages]・[WWW イエロー ページ・カラー版]・・・・。

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*********・かたらい・***********

今月の語らいは、夏ですのでアイスコーヒーにつきましてお話ししたいと思います。すでに簡単にではございますがネット上にデフォルトしました絵図で御紹介していますがもうちょっとくわしくです。
アイスコーヒーのイメージを言葉で表わすと致しますとどんな表現になるのでしょうか→・夏は暑い!→晴天の入道雲!→晴天の太陽!
涼感→氷→冷たい→冷喉越し→酸味より苦味>→深煎り→細挽き→粉の量多く→抽出量少量→濃い液体→ぶっかき氷→急冷→香り封じ→氷を通しての茜色→冷たい香り喉越し→さわやか!・・・・・。
とこんな具合でしょうか。
入れ方を少し詳しくお伝えいたします。当然アイスコーヒーも新鮮であることが大前提です。普通は特にホットと比較しましてこの点がおろそかにされたり誤解されていますが、美味しいアイスコーヒーを飲もうとお考えでしたらやはり大事です。一般的に浅い煎りはなぜやらないか、いややれないのか(実は酸味のアイスコーヒーも美味しいのです。珈琲の香店では今月の香りの豆を使いまして毎月深い煎りでなくても提供しています)は繰り返しお話ししていますのでもうおわかりでしょうが、豆が芯迄煎り上がっていませんと温度が低くなると濁ってしまうことと、強烈な酸味を呈することになり、とても飲めなくなるのです。芯まで煎り上がっていますとここらあたりは問題でなくなり、それぞれの豆が持っているそれぞれの段階での、熱い時は熱いなりにさめたらさめたなりに十分に楽しむことができるのです。柑橘系のフルーティな酸味、いけますよ。
1.→新鮮な珈琲豆多めに極細挽きを用意します。
2.→湯温度、珈琲粉が膨らむ最低温度です。決して沸騰したてはそそ がないで下さい。煮出すことになります。
3.→一度めは下に落ちないように、そおっとそおっとお湯をのせて上 げます。蒸らしが終わりましたら、2度目もやはり少しずつ少しずつエ キスを出していく、手助けをしてあげます。
4.→抽出終わりましたら、香りを一瞬のうちに閉じこめるために、た くさんの氷で一気に冷やします。出来れば密度の濃い氷で。
5.→後はクリスタルのグラスにでもいれて、透き通った茜色の世界を 十分にお楽しみ下さいませ。

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特報!!
珈琲の芽が本当に出てきました。\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/ 先日下記のように写真と同時発信していました倶楽部ミニ農園の 珈琲豆の芽が遂に6月28日出ました。約2ヶ月半かかりまし た。毎日今か今かと見守っていましたがまず一個だけの芽で す。早速ネット上に写真を流しました、感激です!これから は何とか花を咲かせたい(まだ苗木までいくのかわかりません が、先走りでいきます)一念で大事に育てていきたいと思いま す。今後この情報を(今迄は土の風景だけでしたが)インターネ ットに流していきます。お楽しみに!

4.17. ・・・・・今回下坂さんのおみやげ[芽が出る状態の生豆]を 育てることにチャレンジ致します。4月15日種を播きました。 ホームページ上で状況を写真でお知らせ致します。芽が出たと しても3ヶ月後ぐらいだそうです。さて・・・。
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1996年度 現場からの珈琲教室


毎回好評を頂いていますこの珈琲教室も回を重ねること10年余(ぽえむ開店当初を含みますとなんと20年余になります)回数も改めて勘定しますと60回を越えました。毎回限定10名様、、また2時間余りの限られた時間、限られた人数の中でのお話ですので、なかなか本意が伝わりにくいのですが気持ちだけを感じて頂ければ有り難いがと思っている次第です。普通は違った世界にいる方達と[新鮮な煎りたての香り]を介在としまして共通の話題が持てますことは、珈琲に携わっているものとしましてこのうえない喜びです。またその出会いを作り出してくれます[珈琲の世界]も大変なものだと思います。
今年前半の教室は(7月、8月、9月はお休みです)終わりました。有り難うございました。




今月は7月2日です。(これがonしてすぐですが。機会ございましたら小平迄どうぞお出かけ下さいませ。) 三月の会場は満杯でした。裏方の若手も終わった後は思わず満足感で笑みがもれました。 ・春風亭柳花さん・春風亭柳作さん・講談家の神田ひまわりさんの三名によりまして、変わらず若さ一杯の開催を致します。三人とも力がありこれからの成長が楽しみです。
\(^o^)/柳花さんが二つ目[春風亭柳之助]に昇進致しましたが、6月1日お披露目が柳昇師匠をお招きいたしまして盛大に行なわれました。おめでとうございます!\(^o^)/

by iribito masahiro

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