BAR-kaori
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煎り人のかたらい・今月の香り・

1997年・うづき(卯月)・

珈琲を飲みながらちょっと”ひとこと”

さくら、さくら、はるまっさかり。
まさにさくらのトンネルです。小平グリーンロード


1997 April 's AROMA
ホームページアクセス数→13、200人に向かっています。1997.4.1.
ひとこと
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春さかりの候、おたより申し上げます。
[今月の香り]のお便りをこれまで ・永田珈琲倶楽部ホームページにアクセスしてくだ さいました皆様に発信いたしてます。ひと月毎の通信 どうぞご覧下さいませ。なおこれは毎月[ホームペ ージ]と[珈琲の香店]に同時発信している内容です。
****・今月の香り・語らい****
はる、です
  BAR-kaori
今月の香りは新豆第3段としまして、待ちに待ってました大自然珈琲1996です。
この豆は下坂珈琲農園が毎年エネルギーを結集しまして育てています。
大自然珈琲(完熟自然珈琲)は永田珈琲倶楽部が勝手に銘々しました特選の珈琲です。
ブラジルシモサカ農園の下坂匡さんが土壌作りから始まり純粋無農薬(土が肥えていますと虫が付きにくいとの事です)栽培を通し、完熟まで木に成ったままにして収穫する事により、エキスが相当な段階まで凝縮されることになります。写真を見ましても真っ赤な実がふっくらとしている姿が見て取れます。
ここからかってない深い味わい、高い香り、特有の甘味等が産み出るされることになります。珈琲豆にとっては最高の育てられ方をされてます。世界中でもこの様な贅沢な栽培方法は生産性、経済性を優先させると、とても出来得ることではありません。より旨い珈琲を求めている、一過程の中での出会の珈琲豆です。自然の恵みをたくさん浴びたその持ち味を十分に出してあげたいと念じながら、2ハゼ入って間もない位で釜開けとします。
春到来の珈琲焙煎工房より今月も精一杯、煎り人の世界発進します。

今月の花はさくらを配しました。

  BAR-kaori
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 は る と う ら い     か た り で す 

 四季の移り変わり確実にやってきて、その季節の変わり目を伝えていますが、先日「エメラルドグリーンの海と一年中ハイビスカスが途切れない島」からハイビスカスのイメージとはほど遠い春冷えの時、メールがありました。インターネットの世界は広いと言うことを改めて認識する事になりました。
今まで実感しなかった季節の移ろいの日本同時進行(勿論世界もです)が今私の目の前で展開されています。
今日桜が咲きました、と東京で言っても南の方から桜前線が次第に北上してくるわけですから、それぞれの地域で開花時期が違ってくるわけです。
今後はそういう”時”の違いのお便りを載せていくのもいいかな、と考えています。
と言うことでこの文を発信する時の東京桜は早8分咲きです。

 先月お伝え、心配してました珈琲生豆価格がやはり急騰致しました。
生産量の減少と消費量の増加で在庫水準が落ち、さらに主産地の減産見通しで、ニューヨークの先物市場は年初から一本調子で9割近く値上がりしているわけです。
その原因は、世界の総生産量の3割前後を占めるブラジルの生産量がはかばかしくないことが大きく、1994年に霜害が発生して生産量が大幅に落ち込み、いまだにそれまでの水準を回復していない。昨年末から今年にかけ、米農務省やブラジル政府が相次いで減産予測を出したことから先物市場に投機の買いも入り、いっそう相場を押し上げているわけです。 一方で、消費量も伸びていまして、業界ではこの3年ほどで世界の消費量が1割以上増加したと見ています。特に産地のブラジルやメキシコ国内の消費量が増えたため、国外への輸出減につながっているという、いくつかの要因が重なってきているようです。

 エスプレッソについてのお話し、その2です。
永田珈琲倶楽部も中型(といいましても購入するにはちょっと決断がいる価格です)のエスプレッソマシンをついに導入いたしました。
一店舗のみの導入ですが、やはり思っていたとおり、直火式焙煎で芯まで煎りあがった珈琲は、今迄経験したエスプレッソの味とは明らかに違います。
これからは、メッシュ、量、圧、(これまでつかってました器具と大きく違う事はこの圧の問題です。この部分が余力を含めて大きくないとコントロール出来ません。)等による調整で、理想とするかなりの味を、又より一層の「これだ!」という味を、焙煎の段階含めましてこの世界でも求めていきます。

☆追伸・特報!!☆

 永田珈琲倶楽部が丸井国分寺店「食遊館」に出店です。
5月末より一週間、珈琲豆の小売りを致します。長い間温めてきました、より多くの人たちに直火式自家焙煎珈琲豆を現場の大きな舞台で、味わって頂くということが出来ることになりました。
一昨年よりのインターネットの世界でも、試行錯誤しながら同時進行していますが、今、中央沿線の中でも高い評価を得ています新鮮「食遊館」で出せることは私にとりまして、これから先のステップを考えますと、期待度大の出来事です。
より一層頑張っていけるエネルギーとなります。中央沿線の皆様、この時期お時間ございましたらちょっと国分寺でお立ち寄り下さいませんか。


 永田珈琲倶楽部がまた掲載されます。
昨年度よりかなりの雑誌新聞等に紹介されていますが今月も二誌に掲載されることになりました。
本当に有り難いことでございます。
発売されましたら、順次HPにONしたいと思います。

♪ こもれびこんさーとのお知らせ ♯

スタンダード ジャズのゆうべ
ピアノ   久富 ひろむ 
ボーカル 野間 瞳
http://ux01.so-net.or.jp/~hitomi/

4月19日・土曜日  ・6時半開演
・チケット代・3、500円
(コーヒーブレイク & 新鮮珈琲豆スタンダードの香り・おみやげ付き)
現在のイエメン山中の珈琲農園.1997.

募集してます。
珈琲に関することで、楽しい話題、独断と偏見の能書き等々ありましたらどうぞ メールを下さいませ。
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