BAR-kaori
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このページの壁紙は天然灰汁発酵建による藍染め布を配しました。

煎り人のかたらい・今月の香り・

1998年 ・ しわす(師走) ・

珈琲を飲みながらちょっと”ひとこと”

1998.11.25.天龍寺
今年は もみじ 堪能しました

                    さぶいなか こほひい ふっ .。o○ 
    


1998 December's Aroma


 ふゆ到来 
冬の色・かほり
12しわす(師走)に入りました。
しわす師走】陰暦十二月の異称。しわす季・冬
今月の香りの珈琲


今月の天の恵みの珈琲は
「 98 カルモ・ピーベリー 」です
Carumo Peaberry

今回入荷の生豆と焙煎豆です 1998.12.01.
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
下坂珈琲農園・ブラジル
===========================1998/12/01第37号===
東京・小平発 「かほり電車」 は、ゆったりとした時空を
  運んで皆様のもとへお届けいたします。 
    ふゆきたり   12月です
  ♪木の実をついばむ小鳥が、今年は多いです。
    師走(しわす) 季 冬さむし又たのし
         1998 December 's  Aroma
    *******・今月の香り・*******
香り鼻福 でインターネット店と珈琲の香店同時発信です。 
==========================Nagata Coffee Club =====
【目次】
 1┃今月の香り     ┃「98 カルモ ピーベリー」
 2┃今月の業界     ┃「インターネットマガジン掲載」
 3┃珈琲一口      ┃「 ピーベリー  」
 4┃永田珈琲倶楽部グループ┃「 各店より  」
 5┃日本初 コーヒー枕  ┃「 ライトローストで造りました
 6┃京都ミニ訪問記   ┃「紅葉三昧」
 7┃特別推薦リンク  ┃「自家焙煎珈琲店を鋭く訪問」
     http://www.din.or.jp/~coffee/
 ━∞┳━━━━━━━━━━━━━┳━∞━━∞━━
   ┃ 今月の天の恵みの珈琲は  ┃
 ━∞┻━━━━━━━━━━━━━┻━∞━━∞━━  
    1┃  今月の香り   ┃「98 カルモ ピーベリー」
    今月の香りは 「 98 カルモ ピーベリー 」です
1998年収穫・ブラジル下坂珈琲農園ピーベリーが入荷しました。
5年ぶりの入荷です。ピーベリーは現地では「モッカ」と呼ばれています。通常赤いチェリーの中に一対の平豆が出来るのですがモッカは丸豆ひとつしか出来ません。フラットビーンズに比べやや酸味がありますが香りが良く特に「98 カルモ ピーベリー」は収穫されたばかりの独特の香りを持っています。通常この独特のかおりは日本に入荷してから三ヶ月くらいしか持ちません。
(今回横浜に陸揚げされたのは11月12日です)焙煎する者にとりましては火加減の程良さの配分てごわそうです。
                    御賞味下さいませ
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2┃ 今月の業界  ┃「インターネットマガジン掲載の珈琲界
  「COOL SITE 55」
全国発売です。 この本は毎月購読していますが、インターネットの世界をずっと先駆け、発信している本でして、掲載させてもらうだけで光栄に思うのです。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
【グルメ】 : 《珈琲》   page → 367
==珈琲について一般的なことを知りたければ、本を一冊買えばいい。インターネットには、常識になる前の情報を載せた 珈琲に関する「今」を伝えるサイトがある。その中に、未来の常識が必ず存在する。
==================
こういう書き出しで11のコーヒーサイトが紹介されています。
我が永田珈琲倶楽部の文をご紹介致しましょう。
「日本で一番最初にインターネットホームページを開設した珈琲屋だ。企業のページでありながら、作者の珈琲に対する気持ちがひしひしと伝わるところが気持ちいい。珈琲の淹れ方の紹介も誰からも文句が出ないように無難に書くのではなく、自分の考えで書いているところに好感が持てる。」ということでトップページの写真もちょっとだけ見ることが出来ますよ。
11サイトの中で私の推薦リンクを一つだけご紹介致しましょう。
それは「たかやま HOME PAGE」 さんのサイトです。
http://www.lucksnet.or.jp/~tkym/
『珈琲に必要なものは「こだわり」だ。このページのようにこだわりを前面に出したホームページが増えれば、珈琲ファンも増えてインターネット上の「珈琲サイト」も盛んになる。そこまで感じさせるページだ』という内容です。機会ございましたらご訪問下さいませ。
インターネット上は、今まさに雨後のタケノコのごとく、珈琲発信が産まれていますが、いわゆる「能書き」から「味」の線までがしっかり繋がっていくサイトが最後には残っていくと私は思っています。(現場とおなじです)時間が経過したからといっても本物になる保証はありませんが、説明文にもあるように「自分の考え」でこれからも積み重ねていきたいと思います。
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3┃珈琲一口      ┃「 ピーベリーとは  」
peaberry 丸豆のことです。
豆が丸い形をしているので「丸豆」と称しますが、主に枝の先端部に多く量的には10%内外が収穫されます。これは手間がかかりなかなか大変です。貴重、珍重する事になります。今回の5年ぶりの入荷が物語りますように定期的に生産する事が難しくなっているのがこのピーベリーですね。ましてや成熟したピーベリーだけを収穫するのは手間のかかること大であり、高価、貴重になるのはやむを得ないことかも知れません。今月はこの豆を贅沢な条件にあてはまるように酸味、甘味、香り、色合い、を気にしながら直火式焙煎焙煎機で仕上げたいと思いますが、今回入荷の98カルモ・ピーベリーはちょっとひと味違ったものを持っていますので、さて・・・・・・・・

4|    ☆ ** 永田珈琲倶楽部グループのこと **☆
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  香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香
 珈琲の香店からのご案内です。
とうとう・・・しはす、です。
11月の5周年イベントには沢山の方の御来店、本当にありがとうございました。ルネセブン街で行った抽選会やこども作品展、金魚すくいなども素晴らしい天気に恵まれ、盛況のうちに終えることができました。抽選して下さった方、嬉しいものは当たりましたでしょうか・・・?
この1ヶ月が過ぎますと、早いもので「珈琲の香」も6回目の新年を迎えることになります。 もう丸5年、香とおつきあい下さっているお客様も大勢いらっしゃいますね。ありがとうございます。6年目も御一緒いたしましょう。^^いつもいらして下さる方、時々楽しみに寄って下さる方、初めて御来店された方、これからもどうぞ宜しくお願いいたします。香では、お客様と一緒に居心地の良い空間を創り上げていきたいと考えております。今日より明日、今年より来年、と日いちにち空間の重みや柔かみが増していくような、そんなお店にしたいと思っています。今年ももう、あとわずか。せわしない時間をちょっとゆるめて、力を抜いてみませんか。たった一杯の珈琲がやすらぎとエネルギーになれば・・・・こんなに嬉しいことはありません。           どうぞひとかおり
     ***************
      珈琲の香店 年末年始のおしらせ
          98'12月24・25日
『明かりを少しだけおとしてロウソクをともします。
あたたかな灯の光でゆったりした時をお過ごし下さいませ。。』
98'12月 31日      朝10時?夜6時
99' 1月 1・2・3日   昼12時?夜6時
   他、通常通り 朝10時?夜10時半 年中無休 です。
お正月もどうぞご利用下さいませ。お待ち致しております。
                香店店長  KEIKO
      珈琲香店メールアドレス → sanmoku@din.or.jp
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永田珈琲店永田珈琲店永田珈琲店永田珈琲店永田珈琲店永田珈琲店
永田珈琲店より師走のおたより
皆様ごきげんよろしう。今年もこのひと月を残す許りでございまして方々忙事多端のことと拝察申します。
こちら小平にも初雪が舞ひまするのは凡そ、しはすの寒中、然う恁うするうちにノエルだ、おほみそかだ、・・・忙はしい日過のなかであるゆゑでせうか、空からしろく降つてくるものも、さゝやかな贈物のやうに思はれるものです。・・・さはれ、ふるとせの雪やいづく・・
そのかみ、佛國の詩士ヴィヨンの嘆き。傳説に残るこの美人かの佳人は・・雪白の女人はいづこへいつてしまつたのだらう・・・
ひるがへつて現代、無論美女に事欠くことは断じてございますまいが、はたして、ほんたうによきこと、ほんたうに貴なるものは、あるひは、もはや昔語りに、ふるとせの雪に、なりつつあるのか知らん・・・
もし、さうであるとしても・・・わたくし共の珈琲は、常につねに,今歳の雪のごとく、あたたかき雪のやうにありたいと思ひつつ・・・
街街のきらびやかの装飾に負けないクリスマスの雰囲気とおいしい珈琲をご用意いたしましてお待ち申してをります。どうぞいらつしやいませ。 永田珈琲店店長   寺崎郷拝 <ncafe@din.or.jp>       
◎ PPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPPP
◎ ぽえむ店 です。
◎ 今年でぽえむ店があります『小平駅前ショッピングセンター』が30周年を迎えました。?(^o^)/?(^o^)/11月のイヴェントは実に多くの皆様に来ていただきまして大にぎわいです。特に29日の移動動物園は寒い中にもかかわらず開店早々たくさんのお子さんでアーケード内が身動きとれない程でした。ポニーに乗ったり、やぎ、うさぎ、モルモットたちとたわむれ、みなさんとてもはしゃいでいましたよ。今月5日にはいよいよもちつきがあります。あんこ、きなこなどをまぶしましてお安く販売致します。お近くの方はどうぞお出かけ下さいませ。
年末年始、忙しくなりますが珈琲を飲んでやすらぎのひとときをお過ごし下さいませ。
================ Poem in Kodaira Shopping Center ====
■ ■ ■ 11月22日 キャラクターショー(SWAT、ガーディアン) 
■ ■ ■ 11月29日 移動動物園(ポニー搭乗企画)100名程
■ ◇ ■ 12月 5日 餅つき           
■ ■ ■                   
■ ◇ ■ 1人でも多く来てほしいので、小さいお子さんが身近
■ ■ ■ いましたらどうぞ声をかけて下さいませ!!
■ ■ ■   m(..)m
                    ぽえむ店チーフAKIKO
       ぽえむ店メールアドレス → akicafe@din.or.jp
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       ★こもれびより珈琲教室無事終わりました。★
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  ‡ 第77回 ‡
  こもれび 珈琲教室
  美味しく飲む為の ひととき講座  
 ♪ と き 1998年11月21日(土曜日)   
 ♪ ところ Space  こ も れ び
    お話し内容       
    ☆ 珈琲へのこだわり☆
    ☆ 一杯の美味しい珈琲でいかにもてなすか。
    ☆ たかが珈琲をされど珈琲へ。
↑→ 今回はなんと18名の方々にご参加していただきました。
  この教室も回を重ねること77回でした。数年前までは月一回の
  ペースで開催していましたが、このところ年数回になっています。
  内容的には、今はホームページを利用しながら(リンクが最高の
  武器になります)写真、文章をフル活用です。時間的にどうしても
  短いですので内容深くは出来ませんがこのパソコンを使っていき
  ますと、時間も理解度も説明しまして格段に効率が良いですね。
  次回の開催の時はまたよろしく御願いいたします。
☆☆☆
5┃日本初 コーヒー枕  ┃「 ライトローストで造りました」
皆様夜の寝付きは如何でしょうか?
私は頭の恰好が悪いのか頭が悪いのか、毎晩寝付きが悪くてこれまで
実にたくさんの種類の枕を特注を含めながら買ってきました。それでも
良い出会いはなく今回とうとう珈琲豆で、布団屋さんに無理を言って造
って頂きました・・・(_ _).。o○ .。o○ .。o○ いいのです。
とてもいいのです。 珈琲豆のほどよい大きさでのフィット感は今まで
味わったことのない感じを受けました。寝ている時も香りの中ですから
とにかくこれでもう一日中珈琲漬けになったわけですが ^_^。 
ロースト度合いは一番浅いライトローストでやってみました。
「ブルーマウンテン NO1 まくら」「ブラジル まくら」
「ブルーマウンテンブレンド まくら」いろいろなネーミングで中身と
共に楽しめそうですね。これからいろいろ試したいと思います。   
★★★
6┃  京都ミニ訪問記  ┃「紅葉三昧」
京都のおたよりをちょっと・・・・・・
今回の京都の二日間は今迄で一番中身が濃かったような気がします。
一日目の天龍寺は紅葉が真っ盛りで人混みもとにかく凄い、と思いましたが運転手さんに言わせると土曜日、日曜日はもっと歩けないくらいとのことでした。ここでは天井に龍の絵を描き上げましたのを見たいと、「のぞき」ました。もう少し見せてくれてもいいのにと思うくらいの狭い隙間から覗くのです。どうしてなのか、まだ張り付いたばかり
だから恥ずかしくて龍が逃げていくのかなあ、とかわいく思いました。
それから「奥丹」と言う処へ湯豆腐を賞味に南禅寺を通って行きました。
ここでは湯豆腐単品で数百年の時代を乗り越え、歴史を積み重ねているお店の姿勢、言葉でない重みでのしかかってきました。商売の極意の一端をしっかりと受け止めまして現在珈琲単品でやっていることの意義と継続する事の大切さを改めて自身の課題としまして、自分言い聞かせた次第です。夜は「しょうざん」と言う処の広大な敷地と(北山杉の盆栽版のみごとさとライトアップされた紅葉の綺麗さ)懐石料理賞味でした。時間が少なかったのが残念でした。
祇園街の夜の散歩。ここでは藍一色の「藍香房」という処でなんと藍染めの暖簾、ちょっと高かったのですが二枚も買ってしまいまして、これは永田珈琲の店内に垂らしたいと考えていますが、藍色の濃淡で墨絵のように描かれた本物の空間を贅沢に表現します。とても素晴らしいものでこういうのを見ますと藍の世界に入り込みそうですが、なにしろ欲し
いと思うものが高過ぎますね。(でも本当にイイですよ。)
二日目は「炭屋」と言う処で昼食でした。これ迄長い間一度はどうしても行きたかった処ですが、これまたなかなか決心がつかなかった事でして今回思いきって行きました。さすがにそれなりの良い味わいで接客サービス含めまして非常に贅沢なひとときを堪能しました^_^^_^。
これからの珈琲焙煎に対してのイメージに必ず反映されると思います。
乞うご期待、です。それから「二条城」へ初めて行きました。これも凄いところですね。大政奉還をはじめ、日本の重大な政治を積み重ねてきた歴史の重みを建物と共にひしひしと、鳥肌をたてながら感じました。昔だったらとてもあんな所に平民は入れなかった事ですから今に生きている幸運、更に思います。ここは観る処、又内容等多く、かなり時間がかかりまして、次の「高台寺」へ向いました。京都の夕暮れは早く到着したときは、山あいに落ちる寸前の太陽に照らし出された 真紅のもみじを、束の間ですが鮮やかに観ることが出来ました。ここの名物であります夜間照明の光景を見ることが出来ませんでしたが、この寺は「ねね」の世界、女性の世界とでも申しましょうか、こじんまりとして静かな柔らかさがとても気に入りました。全てがこじんまりとした空間で思わず座り込んでしまいそうでした。
とうことでして、京都と言うところは素晴らしい空間と時間の重みが感じられます。数回訪れていますが行く度に、年齢との重なりで、でしょうか、今回は特に新たなる発見が多々ありました。現在、日常の中では「動」と「静」の世界を行き来しながら珈琲豆を煎り上げているわけですが、今回のお寺を含めての空間はとても良い糧になりました。
あっと、珈琲店訪問は今回一件だけでした。
祇園の中のこじんまりとしたお店で、祇園の雰囲気だけを味わってきました。えっ、味ですか?とても雰囲気にあってましたよ(^^)
▲▲▲
7┃  特別推薦リンク  ┃「自家焙煎珈琲店を鋭く訪問」
    http://www.din.or.jp/~coffee/
ホームページ上に中身の濃い発信が開設されました。
自分の足で実際に訪問し、味わい、確かなる評価が出来るホームページはなかなか見あたりません。一読の価値ありですのでご紹介致します。
<< 珈琲豆は生鮮食料品 >>
おいしい珈琲を飲むには、豆が煎り立てであることが必要条件と考えています。そのため新鮮でこだわりの自家焙煎珈琲を求めてお店を探しています。
<< 取材にあたって >>
自家焙煎にこだわって珈琲店を取材しました。テイスティングはすべてその店で一番安価な「ブレンド」としました。自家焙煎はおいしい珈琲を飲むための必要条件であり、十分条件ではありません。しかし大半のお店は自家焙煎だけで満足しているように感じました。"これはおいしい"と感じたお店は残念ながらごく 少数です。本当のうまみを引き出すために、まだまだ「こだわり」を もってがんばっていただきたいと思いました。 
                 作成者 丹羽 昭男 氏
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≪最後までお読みいただきまして有り難うございました。
[今月の香り]のお便りをこれまで・永田珈琲倶楽部ホームページに御来店くださいました方、又お便りを頂
いた皆様方に発信してます。ひと月毎の通信どうぞご覧下さいませ。なおこれは毎月[ホームページ]と[珈琲の香]
店に同時発信している内容です。
(もしご迷惑の時はお手数かけますがお知らせ下さいませ。
次回よりお止め致します≫  
では失礼いたします。  
                          永田珈琲倶楽部
 

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   ☆『不定期ですが四季折々のちいさな写真をメール送信で お送りできますので
   (いつまで続くかわかりませんが・・) 画像が出るソフトをお持ちの方でもし希望の
      方がございま したらどうぞお知らせ下さいませ。やり始めてから相当数の画像を
      お送りしていますがこういう NOW写真 のおたより、また一興です
     
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                京都もみじあざやか、です
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